Skills
Experience
【目標】
「面白さ」とは何かを追求し、自分の手で実現したい
私はゲームが大好きで、幼い頃から現在までジャンルやプラットフォーム問わず数多くのゲームを遊んで来ました。
ゲームを楽しむ一方で、いつもどこかで「こうしたらもっと面白いのでは?」「自分だったらこういう風に作りたい」と思っていました。また、単なるプレイヤーのままでいるのはどこかむなしく、作る側に回りたいと憧れる気持ちが常にありました。
そんな中でゲームを自作できるツールの数々と出会い、ゲームを自分で作ることの楽しさを知りました。また、作ったゲームを友達に楽しんで貰うことで、その喜びを知りました。
本格的にプログラミングを始めてみて、開発の楽しさを知り、プログラマーとしてゲーム開発の基盤を支えたいと思うようになりました。
今では「より面白いゲームを作りたい」という思いが強くなり、その為にゲームの「面白さ」とは何かを追求し、それを実現する為の技術や知識を更に深めていきたいと考えています。
【今まで取り組んできたこと】
ソフトフェア工学の学習
- 参考書やインターネットを利用し、データ構造やアルゴリズム、オブジェクト指向の考え方といったプログラミングを行う上で必要な基礎知識を勉強し、CやC#などの言語を用いて実際にプログラムを書いて動かしてみたりUnityを使って簡単なミニゲームを作ったりすることでプログラミングの知識や技術を学びました。
- 大学の授業を通じて、情報ネットワークやアルゴリズムに興味を持ち、TCPチャットプログラムや探索アルゴリズムなどの実装を行いました。
- 大学でのオープンデータビューア共同開発演習の中で、自分の得意なプログラミングと他メンバーの得意なデータ収集で役割を分担することで効率良く開発が進み満足な成果を上げられたので、共同開発の良さを学べました。
- 水族館の活性化を目的とした共同開発演習における図鑑アプリケーション開発で、企画、役割分担、スケジューリング、プロトタイプの開発及び成果発表といった一連の開発工程を体験することができました。
本気でゲーム開発と向き合う為の修行
- まとまった期間をとり、今まで以上の規模で質の高いゲーム開発を行い、かつ自身の技術力を更に高める為に一年間の休学を決断しました。休学を決めてからは、それまでの怠惰な自分を変える為に毎日決まった時間に起床し、進捗が止まらぬよう開発を継続する習慣を身に付けました。また、必要になれば苦手な分野や理解に時間が掛かりそうな知識も習得し、自分のゲームに応用したいと思った技術に対して積極的に挑戦する意欲を持つようになりました。更に、低レイヤーでの開発やイベントへの参加など、自分がやりたいと思ったことに主体的に取り組むようになりました。
作品の制作
- Unityを用いたモバイル向けパーティーゲームの開発をしました。複数人で遊ぶゲームなので、何回も周りの人達にテストプレイをお願いしてフィードバックを貰い、ゲームシステムなどの改良を重ねていました。また、ストアにリリースする予定で作っていたので、実際にプレイヤーが遊ぶ際に分かりやすく、操作しやすいUIを作ることに努めました。
- Unityを用いたモバイル向け2Dアクションゲームの開発をしました。今までと違って動きのあるゲームを作りたかったので、ジャイロセンサーを使ったアクションゲームをテーマとしました。友人と共同で開発していましたが、各々が能力を発揮できるように役割を分担し、効率よく開発を進めることができたと思います。また、一人で開発するときと違い、チームメイトが頑張っているからこそいつも以上に責任を持って成し遂げようと思えました。更には、「決めた期間内で完成させる」という目標を掲げ、現実的なスケジュールを立てたり、優先度の低い要素は削ったりという挑戦もし、実践的な開発体験を得ることができました。
- DirectXによる3Dゲーム制作用フレームワークの開発をしました。ゲームエンジンが担っている基盤部分の処理や実装がどうなっているかを知りたかったのと、3Dでの開発を行った経験がなかった為に開発を決めました。今までのどの開発よりも難易度が高く、理解や実装に時間が掛かりましたが、ゲーム内部の基盤部分について理解できた上に、拡張性を持たせたり、可読性が高くなるようコードを記述し、オブジェクト指向を意識しながら構造を良く考えて実装する力が付けられました。
- 数々の作品制作を通して、ゲームを作り上げるのに必要な知識や技術に加え、実際に開発しなければ得られない経験を得られました。更に、よりプレイヤーが楽しめる、面白いと思えるようなゲームシステムや、分かりやすい、プレイしやすいと感じるような高いユーザビリティを意識してゲームを作るようになりました。
技術系イベントへの参加
- 大学のプログラミングサークルに所属し、プログラミング講座にて技術を深め、開発合宿にて自分の作品を作って他のメンバーと評価し合い、学校祭のゲーム展示にて子供達に自作ゲームを遊んで貰ったりと数多くの体験をし、また多くの尊敬できる人達に出会えました。
- ゲーム開発ハッカソン「Global Game Jam」にて、短期間で見知らぬ人達とのゲーム開発を行い、自分と同じようにゲーム作りが好きな人達と巡り会って自作ゲームを見せ合ったり、ゲーム作りについて話し合うような関係を得ました。また、触れたことのないUnreal Engineを使って開発するという挑戦をしました。
- 学内有志による勉強会「SAMIT」に参加し、多分野で活動をしている他の学生達から技術的な知見を得て、勉強やゲーム作りのモチベーションを高めました。
100タイトル以上の様々なゲームのプレイ
- 以下のような数々のゲームを遊ぶ中で、ゲームの楽しさやそれぞれのゲームにある色々な形の「面白さ」を知ることができました。また、自分がゲームを作る際に参考になる要素を沢山得られました。
・「Overwatch」や「Apex Legends」のような本格FPS
・「ポケットモンスター」や「Warframe」のようなRPG
・「スマッシュブラザーズ」のような対戦ゲーム
・「どうぶつの森」のようなシミュレーションゲーム
・「ソニックライダーズ」のようなレースゲーム
・「Civilization」のようなストラテジーゲーム
・「Hearthstone」や「デュエルマスターズ」のようなカードゲーム
・「人狼ゲーム」や「ラブクラフトレター」のようなパーティーゲーム
- 最近では、ただ素直にゲームを遊ぶだけでなく、どこがそのゲームを面白くさせているのか、何故私達は面白いと感じるのかをよく考えてプレイしています。そして、そうして得られたことを色々な面で今後の創作に活かしていきたいです。
【これから取り組んでいきたいこと】
ゲームの開発
- もっと沢山ゲームを作って、更にはインターネットに公開して多くの人にプレイして貰いたいです。また、チームでゲームを作ると得意な仕事に集中でき、短期間で自分ひとりでは作れないようなものが作れると分かったので、是非仲間をもっと見つけて今後も共同開発をしていきたいと考えています。
- 具体例として、私は友達と一緒に楽しめるゲームが好きなので、前々から「オンラインマルチプレイヤーゲーム」を作りたいと考えていました。なので、その実現に必要なネットワークや通信周りの知識と実装技術を習得し、開発環境を準備して制作に取り掛かりたいと思っています。
- 今までに作ったゲームも、まだまだ改善点や追加したい要素が多くあるので、それらを実装した後にストアへリリースし、世界中のプレイヤーに自分のゲームをプレイして貰いたいです。また、既にリリースしているゲームにおいては、遊んでくれているプレイヤー達から意見や評価をしっかり受け取り、作品の改良や今後の開発に活かしていきたいです。
技術の勉強
- イベントで触った以来のUnreal EngineやDirectXを扱う中で気になったシェーダー言語などのような、自分がまだ得ていない気になる技術や知識が沢山あるので、今後自分が関わるゲームの為にも一つずつ習得していきたいです。
ゲームのプレイ
- 今後も色々なゲームを食わず嫌いせずにプレイし、様々な形の面白さを体験して自分のものにしていきたいです。また、ゲームに限らずアニメや映画のようなエンターテインメントも沢山見て、感性を豊かにしていきたいです。
【ゲーム作りに対する姿勢】
私は、ゲームを作るようになってからそのゲームが何故面白いのか、どこがどう面白いのかを考えてプレイするようになりました。最近は更に、自分のゲームをどうしたらより面白くなるか、よりプレイヤーが楽しいと感じられるようになるかを考えながら開発するようになってきました。それは、自分の作ったゲームを他人が楽しんでいるのを見るのが嬉しいし、もっとゲームが面白ければもっと楽しんでくれると考えているからだと思います。
だからこそ、ゲームを作るときは必ず意見や感想を聞き、それをもとに納得がいくまで何度も手直しします。そうして「面白さ」の追求を続け、未だ自分なりの答えは見つけられていませんが、どう意識してどう作ればゲームがより面白くなるかが少しずつ掴めて来たように感じています。
これからも、色んなゲームを遊び、色んなゲームを作りながら私なりのゲームの「面白さ」を追い求め、理想のゲームを実現する為の技術も磨いていきたいです。
【ゲーム業界への貢献】
作るゲームをより面白いものにする為に、ゲームプログラミングへの理解に基づいて質の高い開発を行ったり、ゲームをプレイし開発してきた経験に基づいてゲームシステムの洗練やユーザビリティの向上に寄与し、積極的に意見を提示することによって貢献したいと考えています。
【自分の将来像】
将来的にはプログラマーの枠のみに収まらず、プランニングやデザインのような分野へも積極的に理解を深め、様々な角度からゲームの面白さについて考え、自分なりに追求した「面白さ」を以てゲームを企画できるようになりたいです。