01 制作時間・担当範囲
制作時間:3営業日(約15時間)
担当範囲:写真撮影/情報設計/ビジュアルデザイン
02 制作物


03 要件
目的▶︎良質なプロダクトを適正価格で提供したい小売店バイヤーに、BELLIES YORK(ベリーズヨーク)の商品を導入してもらうこと。
顧客ターゲット▶︎
・流行に左右されず、一つのものを長く大切に使いたい30代〜50代の大人の男女
・本革ならではの「使い込むほどに馴染む」という経年変化を楽しみたいこだわり派、本物志向の方
・気取らないけれど質の良いものを身につける、丁寧な暮らしをする方
・適正価格で質の良いものを求めている方
方向性イメージ▶︎
・クラシック、モダン
・シンプルで落ち着いていながらも、上質で温かみのあるイメージ
・ナチュラルで高級感のあるイメージ
指定カラー▶︎オレンジ(ブランドカラー)
伝えたいこと▶︎
・「イタリア職人の伝統が息づく上質な本革製品を、日常に寄り添う適正価格で。」
・イタリアンレザー最大の魅力である「経年変化(エイジング)」と「手馴染みの良さ」を視覚的に伝え、導入検討者に対して「顧客に長く愛される定番商品になり得る」という信頼感を訴求することを目指しました。
04 工夫したポイント
・営業現場での使いやすさを追求したレイアウト
営業担当者が説明しやすいよう、キャッチコピー、製品の質感、バリエーション、価格情報を視覚的な優先順位に従って配置しました。
・情報の即時性
商品番号、定価、販売価格を一覧化し、商談中にその場で具体的なシミュレーションができる実用的なデザインに仕上げました。
・上質感と親しみやすさの両立
イタリアの街並みやブランドロゴで「本物志向」を演出しつつ、モデルの着用写真(ニットやデニム)を多く取り入れることで、最終的な買い手が日常で使用するイメージを想像させるようにしました。
また、価格が強調することで、自分へのご褒美として「手が届く上質さ」をアピールしています。
・ブランドカラーの戦略的配置
ブランドカラーである指定のオレンジを、フッターやアクセントに使用し、画面全体を温かくまとめつつ、ブランドのアイデンティティを刷り込む設計にしています。
05 制作を通して学んだこと
単に「綺麗に並べる」だけでなく、BtoB(対業者)のツールとして、営業担当者がどの順番で話し、買い手がどこで納得するかという「商談の流れ」を意識したデザインの重要性を学びました。また、多品目の商品情報を扱う中で、情報の整理(グルーピング)と余白のバランスが、製品の高級感を左右することを改めて実感しました。
