自主制作|百貨店サイト内 父の日特集バナー

OVERVIEW

百貨店サイト内の父の日特集ページ掲載を想定し、自主制作したキャンペーンバナー。 高級感と信頼性を担保しながら、実際の購買層である女性ユーザーに自然に届くビジュアル設計を行いました。オンライン掲載に加え、店頭POP展開も視野に入れた汎用性のある構成としています。

YEAR 2026

01 制作時間・使用ツール

制作時間:約3時間

(内訳)情報整理 / リサーチ / 構成設計 / 素材選定 / 制作 / ブラッシュアップ

使用ツール:Illustrator
担当範囲:情報設計 / ビジュアル設計 / デザイン制作


02 制作物


03 デザインポイント

| 写真選定・レイアウト

革靴・シャツ・ネクタイを中心に構成し、父の日ギフトとしての「きちんと感」と信頼性を表現。
百貨店の売場やEC特集内に展開されても浮かないよう、余白と情報量のバランスを意識しました。


| 配色設計

ブルーグレーを基調とし、高級感を保ちながらも堅くなりすぎない印象を演出。
わずかにグリーンを含んだニュアンスカラーにすることで、信頼性とやわらかさを両立させています。中央にエンブレムを配置することで父の日訴求を明確にし、視認性とイベント性を担保しました。


| ターゲット視点

男性向け商品でありながら、実際の購買層として想定される女性目線も意識。
高級路線の中にもエンブレム内にイラストを配置し、「誰に向けたギフトか」が直感的に伝わる設計とすることで、購入検討段階のユーザーに安心感を与える構成としました。


04想定要件整理

| 想定クライアント
百貨店運営企業様


| 掲載媒体
百貨店公式サイト内 特集バナー

(1600px × 800px 2:1サイズ想定)


| ターゲット
・父の日ギフトを検討している30〜50代女性
・品質やブランド感を重視する層
・信頼性のある売場で購入したい層


| 目的
父の日特集ページへの誘導および購買促進


| 必須要素
・父の日訴求
・百貨店らしい品格
・高級感とわかりやすさの両立


05 情報設計

百貨店という業態特性を踏まえ、「上質さ」と「視認性」のバランスを重視。

父の日商材は男性向けでありながら、実際の購買決定者は女性が中心である点に着目し、堅すぎず、しかし安価に見えないトーンを設計しました。



視線導線は
① 父の日メインコピー
② 商品ビジュアル
③ 配送締切情報
④ CTA

の順に設計し、短時間閲覧でも内容が把握できる構成としています。


06 制作プロセス

| デザイン意図(思考プロセス)

当初は、文字とのコントラストを強めることで視認性を担保しようと考えた。
しかし、背景のコントラストが強すぎることで他の配色や素材と競合し、視線誘導が曖昧になる課題が発生。

そこで背景をブルーグレーへトーンダウン。全体の明度差をコントロールすることで、バナー全体の一体感を優先する方向へシフト。

結果として、主訴求に自然と視線が集まる構成へと改善。


07 学び・振り返り

過去のアパレル経験を活かし、売場視点や購買心理を意識した設計を行いました。単なるビジュアル制作ではなく、「誰に・どの順番で・どう届くか」を前提に構造を組み立てることを意識しています。

また、限られた時間の中で「情報整理 → 構成設計 → 制作 → 改善」までを一貫して行い、実務を想定した制作フローを経験できたことも大きな学びでした。

今回の制作では、グリッドや強いコントラストに頼るのではなく、目的に応じて構造とトーンを再設計することの重要性を実感しました。

ビジュアル表現にとどまらず、目的から逆算した設計力を今後も磨いていきたいと考えています。