在学中に梅田のヨドバシカメラで開催された作品展にて、約140人、30作品以上の中から、お客様の投票により最優秀作品に選ばれました。
2020年に難波のエディオンで開催された展示会では、特別に大きなスクリーンで展示され、とても注目されていました。
このVRゲームを開発した経緯は2つです。
- UE4を試してみたかった
- 龍が如くのようなゲームをVRでプレイしてみたかった
初めてのUE4でなれるまでに時間がかかりましたが、武器やステージ、オブジェクトのモデリングから戦闘システムまで幅広く自分で実装できました。
フォトリアルなグラフィックにもこだわりましたが、特にVR格闘ゲームということもあり、衝突判定のリアルさを追及しました。
- 手足や武器でオブジェクトに触れると、衝突した位置で止まる、引っかかる
- 衝突時に摩擦や振動で実際に触れているように錯覚させる
- 腕の速度を攻撃力に係数として掛けたり、衝突音の高さや大きさを変えて聴覚にも働きかける
- 攻撃を当てる部位でダメージ量やダメージモーションが変わる
その成果は凄まじく、開発中にゲーム内のオブジェクトにコントローラーを置こうとして足の上に落としてしまうほどでした ^^;
逆にリアルさを追求しすぎるとユーザビリティが低下するという事象もありました。
例えば、武器を拾う際にしゃがんで掴む必要があるなど。
そういったストレスになるアクションに関しては、Rayを飛ばして立ったまま掴めるようにするといった工夫をしました。
他にも、VRゲーム内での大きな上下運動は酔いに繋がるため、ゲーム内に存在する大きな段差は、テレポートで移動できるようにしました。
時間ができればしっかり作り込んで、いつかリリースしたいです :)