【想定】
今勢いのあるIT企業で働くターゲットは多忙ながらとても充実した日常を送っている。
なかなか心が休まる機会がなく、唯一毎日のランチが至福のひととき。
同僚とご飯を食べながら、お互いの最近の調子を話したいが、外回りで渋谷に居ない、先輩とのランチに出かけている、など、
誘ってもなかなか空いていることがないので、予定を同期して空いている日程に予定が入れられたらいいなと考えている。
【ユースケース】
- Googleカレンダーと同期をしておく
- 誘いたい時間を指定して、予定のお誘いの連絡を送ることができる。
【説明】
まず、ペルソナで設定している「渋谷の急成長中のITベンチャー企業で働く20代前半の男性 」は
- 貴重なお昼休みの時間は同僚とランチに行きたいが、今何処にいるのかわからないのでランチに誘うのが面倒。
- そもそも空いてるのかどうかが分からないので、結局一人でお昼を食べてしまう。
という悩みがあることが考えられます。
そこで、インサイトを「限られた時間のなか効率的にランチに行く予定を立てたい」と仮定しました。
以上のことを踏まえて、以下のステートメントシートを作成しました。
【ステートメントシート】
【人物】忙しい中、お昼休みに同僚とランチに行きたいユーザーは
【欲求】同僚と予定を合わせたいが
【課題】予定が分からず誘いにくいので
【特徴】同僚のカレンダーと同期してお互いが空いている日程に予定を入れられる機能に価値があるので
【体験】気軽に同僚とランチに行くことができるという体験ができる
以上のことを踏まえて、気軽に同僚とランチに行くことができるサービスがあれば便利だと思い、こちらのアプリのUIを設計いたしました。
カレンダー同期型予定作成アプリ「OSASOI」
アプリを開くと表示されるユーザーを選択する画面です。
Googleカレンダーを同期させた人の中から、予定を組みたいユーザーを選択します。
会社内で使うことを想定としているので、名前の下に、どこの事業部で仕事をしているのかが表示されています。
複数の人物から一人を選択する画面なので、マテリアルデザインのリストのコンポーネントを採用して、一覧で人物が見やすいように設計しました。
選択した人をいつ誘いたいのかを選択する画面です。
画面上部のピッカーで時間を選択すると、同期されたGoogleカレンダーから空いている日時が表示されるので、誘いたい日を選択して、確認画面へ進みます。
当日の誘いだと空いていない場合があり、その場合にユーザーを切り替えられるように、カルーセルタイプのリストを採用しています。
お誘いの送信画面です。
なんの要件で、お誘いをしているのかをメッセージとして送ることができます。
テキストフィールドをタップするとキーボードが表示されるため、文字入力がスムーズにおこなえるよう、入力画面を上の方に表示させるよう意識して設計をしました。