株式会社ラクギジ|LPサイト|AI議事録作成サービス

OVERVIEW

架空のAI議事録作成サービス『ラクギジ』の情報設計とデザインカンプ(PC, SP)を制作しました。3C分析で複数の角度からリサーチをしたのち、『ラクギジ』ならではの強みが伝わる構成・世界観に仕上げました。(制作時間:約2週間/Figma, Illustrator)

YEAR 2024

1. 要件


2. 3C分析

今回は自主制作で顧客との打ち合わせがないため、配布されたワイヤーフレームからサービスの詳細を読み取り、3C分析でサービスのキーワードやペルソナを設定しました。   

① Competitor(競合):議事録文字起こしサービス

notta, Rimo, AI議事録取れる君, AI GIJIROKU, AmiVoice, AutoMemo

<競合トンマナ>※今回の商材は、想定ターゲットのニーズが明確(議事録作成の手間カット)なため、間接競合の分析は省略します。


② Company(自社)にしかない強み

(1)AIのクオリティが高い

(2)動画と紐付けて細かなニュアンスを確認可能

(3)社内用語を自動で学習

(4)カスタマイズ性が高い                    

➡︎ キーワード:「高クオリティ」「丁寧」「痒い所に手が届く」「細やか」「信頼感がある」


③ Customer(顧客)

  • ビジネスマン(特に、業務効率化ツールの導入権限があるマネージャー層)
  • 会議が多い、またはコロナ後オンライン会議が増えてきている


3. デザインコンセプト

リサーチをもとに、デザインコンセプトを設定しました。

競合サービスサイトで使われていない紫をメインカラーにして、スタイリッシュで高品質な雰囲気が伝わるようにしました。

<キーワード>

#新しさ #スタイリッシュ #細やか #丁寧 #高品質 #直線的


4. 制作したLP

5. 工夫した点

支給ワイヤーフレーム ➡︎ デザインカンプと、工夫ポイントの詳細をセクションごとに記載しています。

① メインビジュアル


(1)CTAの強調

目的である「資料ダウンロード」が目立つようボタンの色を調整しました。

(2)コピーの変更提案

品質の高さを求める層、痒い所に手が届いて欲しい層へのアプローチのため、支給ワイヤーフレームのコピーを変更しました。

(3)高級感の演出

特徴をゴールドのラベルと共に記載して高品質感を演出しました。


② 悩み→解決パート

(1)「悩み➡︎解決」を表現する視線誘導カラー

解決パートでは濃い紫を背景に敷くことで視線が集中するようにしました。

(2)コピーの簡潔化

「その悩み、ラクギジが解決します」とシンプルなコピーにすることで、理解しやすくしました。

(3)クリック誘導のための「強み」追記

資料をダウンロードしたくなる理由(強み)を記載することでクリック率の向上を狙っています。


③ 特徴

(1)数字で読みやすさを強調

「3つの特徴」→ 数字を使うことで手身近に読めることを伝えています。

(2)競合との差別化ポイントを強調

1つ目の特徴を、競合には見られなかった『ラクギジ』ならではの強みに変更しました。


④ CTA

<CV率向上と安心感醸成のための工夫>

CV率を上げるため、資料の内容を記載。サイト訪問者に安心感を与える効果を狙っています。


⑤ 導入事例

<事例の記載で親近感を演出>

業種と従業員規模を記載することで、自社と似た企業の事例を見ることができ、参考になるようにしました。

⑥ ご利用の流れ

<ネクストアクションに繋がりやすいUI>

デザインコンセプトに則りスタイリッシュにまとめつつ、お問い合わせボタンと急を要するユーザーのために電話のワンプッシュボタンを追加しました。


⑦  よくある質問

<FAQの充実により離脱を防止>

質問事項をいくつか追加 ➡︎ 競合のFAQ欄も参考に、想定しうる質問をあらかじめ上げておくことで「よく分からないから離脱」を防ぎます。


⑧ 資料請求・フッター

(1)入力必須の視認性向上

必須事項に赤の*マークを入れることで、直感的に入力箇所がわかるように工夫しました。

(2)入力例で迷い防止

記載例を入れておくことで「氏名の間の空白の取り方」や「電話番号のハイフンの有無」が分かるようにしました。