SusHi Tech Tokyo 2026

OVERVIEW

アジア最大のグローバルイノベーションカンファレンスにボランティアとして参加させていただきました!

YEAR 2026


1日目(ビジネスデイ)


① 会場に入った瞬間の違和感と緊張

SusHi Tech Tokyo 2026 の1日目、会場に入った瞬間にまず感じたのは「空気の違い」だった。普段自分がいる環境とは明らかに異なり、来場者の視線や歩き方、会話の内容すべてに無駄がなく、目的意識の強さが空間全体に広がっていた。投資家や企業関係者が中心であることもあり、一つ一つの会話がビジネスに直結しているような緊張感があった。

その中で自分はボランティアとしてブース内の案内を担当していたが、「ここで自分はちゃんと機能できるのか」という不安が常にあった。単なる案内役であっても、この環境では一つのミスや曖昧な対応が相手の時間を奪うことになる。その責任の重さを、開始直後から強く感じていた。


② 最初の一歩の重さと行動の壁

実際に業務が始まると、想像以上に「自分から話しかけること」の難しさを実感した。目の前には明らかに自分より経験も知識もある大人たちがいて、その中に踏み込んで声をかけることに強い抵抗を感じた。

「本当にこの人に話しかけていいのか」「邪魔にならないか」という思考が先に来てしまい、最初はどうしても受け身になってしまった。しかし、案内という役割は待っているだけでは成立しない。困っている人や迷っている人を見つけ、自分から声をかけることで初めて価値が生まれる。

そのことに気づいてからは、多少ぎこちなくてもいいからまず声をかけることを意識した。結果として、完璧ではなくても会話は成立し、相手に感謝される場面もあった。この経験は、「行動しないことの方が価値を失う」という認識につながった。


③ 英語でのコミュニケーションと気づき

1日目の中で印象的だったのは、英語圏の来場者とのコミュニケーションだった。流暢に話せるわけではない中で、簡単な英語を使いながら案内を行ったが、ここで大きな気づきがあった。

それは「正確さよりも伝える意志が重要である」ということだ。文法や単語に多少のミスがあっても、相手に何を伝えたいのかが明確であれば会話は成立する。逆に、間違えないことを優先して何も話さなければ、何も伝わらない。

この経験を通して、言語に対するハードルが少し下がった。同時に、コミュニケーションの本質は言葉そのものではなく、「相手に対する姿勢」であると実感した。


④ 現場で見えた レベルの差

業務をこなしながら周囲を観察していると、来場者同士の会話の質の高さにも気づいた。短い時間の中で要点を的確に伝え、必要な情報だけを交換していく姿は非常に効率的であり、自分のこれまでのコミュニケーションとの違いを強く感じた。

また、ボランティア仲間の中にも、自分より積極的に動き、自然に来場者と会話している人がいた。同じ立場でありながら行動の質に差があることを目の当たりにし、自分の中で「もっとできるはずだ」という意識が生まれた。

この環境では、ただその場にいるだけでは意味がない。どれだけ主体的に動けるかで、得られるものが大きく変わることを実感した。


⑤ 1日目の終わりに見えた自分の課題

1日目を終えて最も強く感じたのは、「自分の現在地がはっきりした」ということだった。うまくいった場面もあったが、それ以上に課題が明確になった。特に、相手の意図を素早く読み取る力や、状況に応じて最適な言葉を選ぶ力が不足していると感じた。

一方で、「自分から動けば状況は変えられる」という感覚も得ることができた。最初は躊躇していた声かけも、回数を重ねることで徐々に自然になっていった。この小さな変化は、自分にとって大きな一歩だった。

1日目は完成された成果を出せたわけではない。しかし、この環境の中で自分の弱さと向き合い、改善の方向性を見出せたことは非常に価値がある経験だった。この気づきをもとに、2日目以降はより主体的に行動していこうと強く思った。



2日目(ビジネスデイ)


① 初日との明確な違いと意識の切り替え

SusHi Tech Tokyo 2026 の2日目は、1日目とは明確に違う感覚でスタートした。前日は会場の空気に圧倒され、自分の立ち位置を探ることに意識が向いていたが、2日目は「どう動くか」に意識を置くことができていた。すでに環境を一度経験していることで、心理的なハードルが下がり、自分の役割をより具体的に捉えられるようになっていた。

この日は午前からの参加だったこともあり、来場者の流れや雰囲気も前日とは異なっていた。朝の時間帯は比較的落ち着いており、一人ひとりと丁寧に関わる余裕があった。その分、単なる案内ではなく「相手にとって意味のある対応」を意識するようになった。

また、1日目で感じた「受け身では価値を出せない」という反省を踏まえ、自分から積極的に声をかけることを明確な行動目標とした。この意識の切り替えが、1日の質を大きく変えることになる。


② 主体的な行動とコミュニケーションの変化

2日目は、とにかく自分から話しかける回数を増やした。迷っている様子の来場者だけでなく、少しでも接点が持てそうな人には積極的に声をかけた。その結果、単なる案内にとどまらず、短いながらも会話が生まれる場面が増えていった。

1日目との大きな違いは、「話しかけることへの抵抗がほとんどなくなった」点である。最初の一言さえ乗り越えれば、その後の会話は自然に流れることを体感として理解できた。この変化により、コミュニケーションの質も向上したと感じている。

さらに、相手によって話し方や情報の出し方を変える意識も生まれた。忙しそうな人には簡潔に、余裕がありそうな人には少し踏み込んで話すなど、状況に応じた対応が少しずつできるようになっていった。この「相手基準で考える」という視点は、実際のビジネスの場でも重要な要素であると感じた。


③ 新しい出会いと関わりの広がり

2日目は前日とは異なる来場者が多く、関わる人の幅も広がった。同じイベントであっても、時間帯や日によって集まる人が変わることを実感し、その中で毎回新しい関係性が生まれることに面白さを感じた。

特に印象的だったのは、普段であれば関わる機会のないような立場の人とも自然に会話ができたことである。イベントという場があることで、本来交わることのない人同士が接点を持てる。この環境自体が非常に価値のあるものだと感じた。

また、ボランティア同士の関係性も深まり、お互いの動きを見ながら学ぶことも多かった。積極的に動いている人の姿を参考にし、自分の行動に取り入れることで、さらに動きやすくなっていった。


④ 何気ない行動が生んだ大きな機会

2日目の中で最も印象に残っているのは、食堂でのティッシュ配りの場面である。一見すると単純な作業であり、イベント全体の中では小さな役割に見える。しかし、その場での行動が予想外の結果を生んだ。

ティッシュを配る中で自然に会話が生まれ、とある大企業の役職者と関係を築くことができた。特別な準備や計画があったわけではなく、その場での何気ないコミュニケーションから生まれた出会いだった。

この経験から、「どの場面にもチャンスは存在する」ということを強く学んだ。重要なのは、そのチャンスに気づけるか、そして自分から行動できるかである。役割の大小ではなく、行動の質が結果を左右するということを実感した瞬間だった。


⑤ 1日目からの成長と次への視点

2日目を終えた時、自分の中で明確な成長を感じることができた。1日目は環境に適応することで精一杯だったが、2日目はその環境の中で自分の動きをコントロールできるようになっていた。

特に、「自分から動くこと」が当たり前になった点は大きな変化だった。意識しなくても自然に声をかけられるようになり、コミュニケーションに対する心理的なハードルが大きく下がっていた。

一方で、まだ改善すべき点も見えてきた。例えば、より深い会話に発展させる力や、相手に価値を提供するレベルでの関わりはまだ十分ではないと感じた。単なる接点づくりから一歩進み、「記憶に残る関わり」を作ることが今後の課題である。

2日目は、1日目の反省を行動に変え、結果として成長を実感できた1日だった。この流れを維持しながら、最終日である3日目ではさらに視野を広げていきたいと考えた。



3日目(パブリックデイ)


① 会場の変化と来場者層の広がり

SusHi Tech Tokyo 2026 の3日目はパブリックデイとして一般来場者が中心となり、これまでの2日間とは大きく異なる雰囲気の中でスタートした。ビジネスデイでは投資家や企業関係者が多く、目的意識の明確な来場者が中心だったのに対し、この日は家族連れや学生、テクノロジーに興味を持つ一般の人々など、非常に幅広い層が訪れていた。

自分は特定のブースで入場案内を担当していたが、来場者一人ひとりの関心や理解度が大きく異なるため、これまで以上に柔軟な対応が求められた。単に案内するだけではなく、「この人は何を求めてここに来ているのか」を瞬時に判断し、それに合わせた言葉を選ぶ必要があった。

同じイベントでありながら、日によってこれほどまでに空気が変わることに驚きを感じると同時に、スタートアップという分野がビジネスの枠を超え、多くの人に開かれた存在であることを実感した。


② 入場案内という役割の再認識

入場案内という役割は一見すると単純に見えるが、実際にはイベント全体の体験に直結する重要なポジションであると感じた。来場者にとっては、そのブースに入る最初の接点が自分であり、その印象がその後の体験に影響を与える可能性がある。

特にパブリックデイでは、初めてこのようなイベントに参加する人も多く、案内の仕方一つで「わかりやすい」「楽しい」と感じるか、「難しい」「入りづらい」と感じるかが変わる。そのため、相手の立場に立って説明することの重要性を強く意識するようになった。

また、混雑する時間帯にはスムーズな誘導も求められ、状況を俯瞰して動く力も必要だった。単なる個別対応だけでなく、全体の流れを見ながら最適な行動を選択する経験は、これまでにあまりなかったものであり、大きな学びとなった。


③ ビジネスデイとの対比から見えた本質

3日間を通して特に印象的だったのは、ビジネスデイとパブリックデイの違いである。ビジネスデイでは効率や成果が重視され、短時間で価値を交換するコミュニケーションが中心だった。一方で、パブリックデイでは「体験」や「興味」が軸となり、より感覚的で自由な関わりが多かった。

この対比から、スタートアップというものが単なるビジネスではなく、「社会に価値を届ける仕組み」であることを強く感じた。企業や投資家だけで完結するのではなく、最終的には一般の人々にどう受け入れられるかが重要であり、その両方がこのイベントには存在していた。

自分はその両方を間近で体験することができ、視野が大きく広がったと感じている。


④ 自分の中での変化の実感

1日目は緊張や不安が先行し、行動に迷いがあった。しかし3日目には、自分から自然に声をかけ、状況に応じて動くことができるようになっていた。この変化は意識的に作ったものでもあるが、何より実践を通じて身についた感覚である。

特に大きかったのは、「自分から動くことへの抵抗がなくなった」点である。相手の反応を過度に気にするのではなく、「まず行動する」ことが当たり前になった。この姿勢は、どの環境においても重要であり、今後の自分の行動の基盤になると感じている。

また、コミュニケーションに対する考え方も変化した。言葉の正確さよりも、相手に合わせた伝え方や態度の方が重要であるという実感は、この3日間を通して一貫して得られた学びである。

⑤ 3日間を通して見えた今後の方向性

最終日を終えて感じたのは、この経験が単なるボランティア活動ではなく、自分の今後の行動指針に影響を与えるものであったということだ。特に、「環境に入るだけでは意味がなく、その中でどう動くかが価値を決める」という認識は非常に大きな学びだった。

また、どのような場面にも機会は存在し、それを掴めるかどうかは自分の姿勢次第であるということも強く実感した。特別な立場でなくても、自ら行動することで価値のある経験や出会いを得ることができる。

この3日間で得た経験と気づきを一過性のものにせず、今後はより主体的に環境に関わり、自ら機会を生み出せる人間へと成長していきたいと考えている。






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