CRAFT,FLOWER AND SPACE DESIGN

OVERVIEW

花器の作品をインスタレーションとして展示

YEAR 2018

                                               

ホールのケーキの 1 ピースカットされている切り口から着想を得た三角の切り口の花瓶。 同時に岩手県にある石割れ桜を連想し、石のような自然の質感を重視して制作を行った。
1 輪や少ない花で映えるシンプルなデザインのコンセプトである。 それはヨーロッパのシャンデリアのようのなきらびやかな派手さとは対極にある 日本文化として根付いている侘び寂びの考え方でもある。 そこから、品性のあるものはきらびやかで派手なものとは限らない、というタイトルをつけた。 またメインのものとは別にタバコサイズのものを制作しているが これは、タバコも花もどちらも植物であり、私たちは自らが欲しいものを好きに選ぶことができる。 そしてその選択で人生はつくられていく、というメッセージを込めている。