NARIWA FLORA

OVERVIEW

化石デザインプロジェクト ミュージアムグッズの提案から販売まで

YEAR 2019

概要

世界的に希少な化石を産出する成羽美術館のミュージアムグッズを提案・制作・販売しました。

成羽美術館と岡山県立大学のコラボ企画の6年目に参加し、テキスタイル学生とセラミック学生でプロジェクトを進めました。


制作スケジュール

調査から販売まで5ヶ月というタイトなスケジュールでした。細かなディティールや学名の表記の仕方など、厳しいアカデミックチェックを受けながらの制作で、非常にやりがいのあるプロジェクトでした。


デザイン

私は35×90cmの手ぬぐいを制作しました。

トクサ(学名 : Equisetites multidentatus OISHI)の化石をモチーフにしています。現代で言うつくしの祖先であるトクサは現代よりも遥かに巨大でした。それを表現するため、大胆にリズミカルにトクサの断面図の柄を配置しました。比較的年齢層が高い人が多いため、渋めの色を採用し、一般的な手ぬぐいの大きさにして、多様な使い方が出来、かつ、長く愛用してもらえるようなデザインにしました。


結果

実際にお客様が自分の制作物を手にとって頂き購入して頂けたことや、実際に収益化できたことに感動を覚えると同時に、商品にするための厳しさを知りました。非常に貴重な経験でした。協力してくださった成羽美術館さんにとても感謝しています。

現在は販売されておりません。