【架空案件】ヘアケア用品のバナー

OVERVIEW

WEBデザインスクールの課題で制作しました。制作ツール→Canva、 掲載媒体→X(旧Twitter)、バナーサイズ→1200×628pxの設定です。

YEAR 2025

〜バナーの基本情報〜

以下、4項目は架空の依頼書より引用


 ターゲット:20代〜30代半ばの女性

 目的:新商品発売キャンペーンの認知拡大→新商品への興味、購買意欲を高める事

 キャンペーン内容:送料無料かつ通常セットに期間限定のプレゼントをプラスした3点セットを売りにする事。

 会社情報:ヘアケア商品を販売している会社。ダメージケアに特化した商品を多く販売している。


〜制作について〜

 制作にかかった時間:1週間。架空の依頼書を受け取り、ターゲットの掘り下げ、キャッチコピー、トンマナの決定まで2日、バナーの配置決めと実装合わせてさらに2日かかりました。その後、WEBデザインスクールの先生に添削とアドバイスをいただき、修正をするのに3日間かけました。


 デザインについて:下記の大まかなアプローチ2つを軸に制作しました。


 第一のアプローチはキャッチコピー作成でした。WEBデザインスクールの先生にデザインの相談をした際、「キャッチコピーからデザインを導いてみたら?」と助言をいただき、制作の参考にさせていただきました。

ダメージケアに特化している実際のヘアケア用品のキャッチコピーをリサーチした結果、「ツヤめき、ときめき」という言葉が多く使用されていました。

それらを抽出し、完成させたキャッチコピーには、以下のような意味合いを込められています。

商品の利用=Ruby Luxoraのヘアケア商品の使用により、「ツヤめき、ときめき」という言葉が、実際にターゲットの髪と心にチャージ(充電)されるようにという意味です。

 

 第二のアプローチは、実際に「ツヤめき、ときめき」といった日本語からイメージされるようなヘアケア用品は、広告においてどのように魅せたら「興味あり」「購入したい」と思わせる事ができるのかという重要な点を考える事です。 

 

 考えた結果、「ツヤめき、ときめき」をチャージしてくれるようなヘアケア用品は、光輝いて見えるだろうという解に行き着きました。アプローチの第一歩として踏まえた「キャッチコピーからデザインを導く」を土台に、まずは、キャチコピーの文字にネオン加工を施し、光=ときめくようなツヤを反映させました。

商品の画像にも編集を加えて、こちらもキャチコピーと同じく光=ときめくようなツヤを反映させました。

 これらのアプローチにより出来上がった大枠を元に掲載画像のバナーが完成となりました。


 カラー:ターゲットの女性達がRuby Luxoraのヘアケア商品を使用していくうちに、

ツヤのある思わずときめいてしまう髪を手に入れたなら、どのような心の状態となっていくだろうかを考えました。

髪の状態が良くなる=心が満たされる=潤っている=平和な気持ちになる=癒されるとった具合に日本語を繋げていきました。

 したがって商品によってもたらされる、ターゲットの潤った平和な気持ちを青色で表現しました。この際、薄め〜濃すぎない青色をメインとし、商品画像の輝きを邪魔しないようにしました。

 タイポグラフィ:見えやすさを真っ先に考えましたので、はっきりと主張したい箇所には、太さも出る「Noto Sans JP」を使用しました。主張しすぎないことで、かえって気にさせるようにしたい情報は「しっぽり明朝」で上品に仕上げました。

【補足画像リンク:カラーコードと使用フォントを画像で掲載しています。

https://www.canva.com/design/DAGtHfke1dI/TtMqiZYFkHd-0GhL8_OWKg/edit】

 工夫したポイント:雷の形=チャージの形の素材を配置した点です。キャッチコピーをよりオシャレに、かつ商品の使用はターゲットの女性達のチャージタイム(充電時間)だという意味合いをよりわかりやすくするために配置しました。

 2つ目は、背景をあえて塗りつぶさず、光が差し込み、輝くような商品イメージを強化するために形を作ったことです。薄い青色で形を作っているので、水が流れ込み満たされていく=潤っている=平和な気持ちになる=癒されるといった日本語の繋ぎもここで合わさります。

(背景を塗りつぶさないという選択に至るまで、3つの他の案のバナーも出来上がりました。【修正前画像リンクです。https://www.canva.com/design/DAGrV5VCpqA/cIru4GABg-wmhorNH9T5Mg/edit】)

 

 このバナーは上記で記載したアプローチ2つそのものにも工夫が凝縮されているので、工夫の上に工夫が積み重なっています。