市場分析に基づく商品企画 ✕ トレンドを捉えたプロモーション
【プロジェクト概要】
会社の新たな事業柱となるPCパーツプライベートブランドの立ち上げを主導。
ゼロからのブランド構築、製品開発からデザイン・プロモーションまでを一気通貫で完遂。
徹底したトレンド設計によりターゲット層の新規開拓に成功し、開発製品がヒットを連発。
立ち上げ3年で60商品を開発、年間売上10億円を達成し、黒字化・ポジション確立に貢献いたしました。
【担当領域】
企画・仕様策定: 市場データ・競合分析、ターゲット層の選定、製品仕様の決定、コラボグッズ(マウスパッド、ステッカー、アクスタ等)の企画立案
進行・コスト管理: 海外メーカー(サプライヤー)との製造ネゴシエーション、法的リスク(著作権・各種規格)のクリア、サンプルチェック、納期管理、コスト(PL)管理
デザインディレクション: パッケージ、Webバナー、コラボグッズ、クリエイティブ全般のデザイン作成・クオリティ管理(※Illustrator/Photoshopを用いたカンプ作成・修正対応を含む)
マーケティング・プロモーション: トレンド分析に基づく芸能人・インフルエンサーの起用提案、コラボ商品連動SNSキャンペーンの企画、販促イベントの企画・運営、広告提案

企画製品のラインナップについては、下記URLよりご覧ください。
【プロモーション実績】
従来の「スペック重視」のコアな自作PCファン向けではなく、「デザイン性」を重視するライト層・新規顧客層へ認知を拡大するため、従来とは異なるエンタメ性を掛け合わせたプロモーション戦略を自ら一案で企画・実行しました。
タレント・アーティスト 内田真礼様 / 岡田紗佳様 / 大橋和也様 / ウエストランド井口様
インフルエンサー mumei様 / ゆら猫様 / キメ子様
Youtuber・VTuber ウォーターチャレンジ様/兎鞠まり様 / 雪花ラミィ様 / 桃鈴ねね様 / 天羽しろっぷ様 など

新商品発売記念キャンペーンや、コラボレーションに伴うSNSキャンペーンでは、毎回の施策で1〜3万リポストを超える大きな反響を獲得。
トレンド入りを通じた新規ファンの獲得と、ブランドの認知拡大に貢献しました。

以下に代表的な3つの業務事例を紹介いたします。
■代表事例①
市場の常識を覆す「パステルカラー製品」のシリーズ化と新客層の開拓
【背景・課題】
従来の国内PCパーツ市場は黒・白の製品が主流であり、性能重視の専門知識が必要なことから、ライト層にとって「自作PCへの心理的ハードルが高い」という課題がありました。
【具体的な行動・取り組み】
- 他業界の成功事例に基づいたロジカルな起案
性能ではなく「色(視覚的な好み)」で選べる新しい判断軸を提案。
社内からは懐疑的な声が上がるも、他業界のカラー戦略などのデータを用いた需要予測を提示し、理解を得ることができました。
まずは「パステルブルー1色」に絞ったテストローンチを自発的に実行しました。
- 品質と納期管理の両立
製品開発におけるカラーの表現力にこだわり、海外工場と5回にわたりサンプルの試作・修正を重ねました。
その際、開発スケジュールに遅れを出さないよう、1度のやり取りで同時に複数パターンのサンプルを作成して頂き、効率的かつ迅速に対応し、見比べながら調整していくことで開発スケジュールに遅れを出すことなく進行。
納得のいくクオリティへのこだわりと、限られた時間内での効率的なディレクションを両立させました。
- ライト層・推し活層にターゲットを広げたプロモーションの刷新
従来のPC専門YouTuberのPRから脱却し、ライト層や「推し活文化」にアプローチするため、親和性の高い大手インフルエンサーや著名人、VTuberとのコラボレーションを提案。
自ら市場リサーチを行って最適な演者を選定・起案し、広告代理店と密に連携しながら効果的なプロモーションを展開しました。
【成果・市場へのインパクト(KPI)】
- テスト販売の即時ヒットとシリーズ化の実現
パステルブルーの初回ヒットを受け、社内での評価を覆し継続的な「パステルシリーズ」としてのブランド化に成功。
競合PCショップや他社メーカーが追随して模倣製品を出すほどの市場トレンドを創出しました。
- VTuberコラボPCが目標比170%のスピード達成
仕掛けたVTuberとのパステルカラーコラボPCは、「2ヶ月で100台」の販売目標に対し、実績170台を記録(達成率170%)。ブランドの認知度を大幅に引き上げました。
- 発売後2年が経過した現在も、市場での圧倒的シェアを維持
一過性のブームに終わらせず、発売から2年が経過した現在も積極的な販促活動を継続。
大手価格比較サイト「価格.com」の売れ筋ランキングにおいて常時1位〜3位の上位を継続維持しています。



■代表事例②
人気クリエイターとのコラボグッズ開発
【背景・課題】
自社ブランドの認知拡大および新規ライトユーザー層の獲得を目指し、人気クリエイターやストリーマーを起用したコラボグッズの展開を企画しました。
しかし、コラボ製品は通常の製品開発とは異なり、クリエイター側の世界観(クオリティへのこだわり)を100%形にすること、そしてライブ配信やイベント等の限られた「最適なタイミング」に合わせて一歩も遅れずに販売を開始する必要があるという、非常にシビアな進行管理と高いクオリティコントロールが求められる課題がありました。
【具体的な行動・取り組み】
- クリエイターの世界観を再現する品質
「綺々羅々ヴィヴィ様」「ウォーターチャレンジ様」「まがまがーず様」といった人気クリエイターとのコラボにおいて、各アイテム(マウスパッド、ステッカー、液晶クリーナーなど)のデザインカンプ作成を自ら担当。
クリエイター様や先方担当者様が持つこだわりや世界観をズレなく落とし込むため、丁寧なヒアリングとデザイン提案を重ね、お互いが納得のいくクオリティでのデザイン決定をスピーディに実現しました。
- 複雑な多部署・社外連携を乗り越える徹底したタスク・納期管理
コラボの実行にあたっては、クリエイター事務所とのデザイン調整をはじめ、店頭および自社ECサイトでのLP制作・ビジュアル設計、実店舗での特設売り場展開の連携、SNSキャンペーン用の告知ビジュアル(バナー)制作など、多岐にわたるタスクが同時並行で進行しました。
私が全体のハブとなって即時レスポンスと綿密なマイルストーン管理を徹底し、関係各所と密な連携を図ることで、予定されたプロモーションイベントや製品の発売日に一切の遅れを出すことなく、すべてのタスクを期日通りに完遂いたしました。
【成果・ビジネスへのインパクト(KPI)】
- コラボキャンペーンでの反響と、売上目標180%達成
展開したコラボ製品は、当初の販売目標に対して「実績180%」を記録するヒットとなり、目標のスピード達成に大きく貢献しました。
さらに、店舗での特設POP展開などを自ら企画・実行したことで、熱量の高いファンの来店を促し、店舗の新規来客数増加にも繋げることができました。
- 看板ブランド「GALLERIA」の公式グッズ化・ブランド価値の向上
コラボグッズ展開における購買意欲の高さが数値として実証されたことで、会社の看板ブランド「GALLERIA」の公式グッズ化が決定。
これまで無料ノベルティ展開のみだったところから、「お金を払ってでも手に入れたい公式グッズ」として、アパレル(フーディやTシャツ等)の展開が開始。
結果として、単なるPCブランドを超えて、「ファンに愛着を持ってもらえるブランド」としての新たな価値づくりに貢献。


コラボLP
■代表事例③
ブランド統一ガイドラインの策定と業務標準化
【背景・課題】
ブランド立ち上げ当初は開発基盤がなく、「製造可能な製品をスピード優先で市場に投入する」という状態が続いていました。
しかし、製品数が増えるにつれて「ブランドとしての統一感や一貫性が損なわれる」という課題に直面。
「ただ良い製品を出す」フェーズから脱却し、長期的に愛されるブランドへ成長させるため、コンセプトの再定義とガイドラインの構築が不可欠であると判断しました。
【具体的な行動・取り組み】
- 「作るべきもの」を明確にするデザインガイドラインの策定
「作れるものを作る」から「作るべきものを作る」への転換を掲げ、ロゴ・パッケージデザインの規格化、使用フォント、トーン&マナーの厳格な統一ルールを策定。
特にロゴ選定や商品開発においては、自身の意見のみで決定するのではなく、店舗スタッフから製品フィードバックを集める社内アンケートを導入。「実際に売る人間」の声を反映させることで、社内の納得感を高め、「全員でブランドを一緒に作っている」という当事者意識と製品への愛着を醸成しました。
- マニュアル化による属人化の解消とコンプライアンスの徹底
パッケージに義務付けられている識別表示(プラ・紙マーク等)の法的ルールについて、経済産業省へ直接問い合わせて正確な基準を確認し、社内に前例のなかったコンプライアンス(法令遵守)基準をゼロから構築。
これらすべての仕様を落とし込んだガイドラインを社内および海外OEMメーカーへ展開し、業務の属人化を排除しました。
【成果・ビジネスへのインパクト(KPI)】
- 店頭・通販における視認性の向上(ブランド認知の確立)
パッケージやビジュアルのトンマナが統一されたことで、店舗に陳列した際の見栄えが劇的に向上。
「一目で当ブランドの製品だと分かる」視認性を実現し、顧客の想起率向上とブランド価値の底上げに貢献しました。
- 新メンバーの早期戦力化への貢献
組織拡大に伴い、2026年3月からチームに参画した新メンバーへのスムーズな業務引き継ぎや教育のツールとしても機能。
属人化を排除したことで、ブランドのクオリティを落とさずに複数名体制でのスピーディな製品開発が可能な組織基盤を確立しました。


