【フィギュア原型】
1999年、趣味で制作した原型がエクスプラスより商品化されたことを契機に、原型師としてのキャリアをスタート。以降、複数企業より依頼を受け、食玩やガシャポンなどの原型制作を手がける。2001年にはイワクラのフィギュア部門立ち上げに参画し、造型室長として新人原型師の育成も担う。
ハイパーホビー誌上限定販売 「大巨獣ガッパ 羽田空港親子再会ビネット」(2003年)
雄ガッパ、雌ガッパ
メーカー:イワクラ
商品形態:彩色済みポリストーン製完成品フィギュア
サイズ:全高17センチ
食玩・ガシャポンサイズで培ったスカルピーによる緻密な造形技術を、全高約17センチというミドルサイズで存分に発揮できた作品。
ウロコ、毛、イボ、シワなど、怪獣造形の醍醐味ともいえる要素が詰め込まれたデザインで、造形を楽しみながら多彩な表現技法を試行錯誤できた作品。


ゴジラオーナメント特撮大百科 ゴジラ各種
メーカー:イワクラ
大手メーカーを凌駕するクオリティーで、大手が出さないようなマイナーキャラまで網羅した特撮食玩を作りたいという経営者の思い賛同し、同社に造型製作室を立ち上げ、室長として社内外の十数名の原型師をマネジメントしながら、競合他社製品の多いゴジラなどのメインキャラクターに関しては自ら原型を制作しました。
- ゴジラ1964(通称シェーゴジラ)(2004年)
商品形態:食玩/彩色済みPVC製完成品フィギュア
サイズ:全高 約7cm

- ゴジラ1965(2004年)
商品形態:食玩/彩色済みPVC製完成品フィギュア
サイズ:全高 約7cm
- ゴジラ1973(2006年)
商品形態:食玩/彩色済みポリレジン製完成品フィギュア
サイズ:全高 約7cm

ガメラ ギララ ガッパ 特撮大百科ver.2「パイラ人」(2003年)劇中ver.・岡本太郎ver.
メーカー:イワクラ
商品形態:食玩/彩色済みポリストーン製完成品フィギュア
サイズ:全高 約5cm
大映映画『宇宙人東京に現わる』に登場する「パイラ人」。
本作は大映による映画作品であるものの、パイラ人の造形デザインは故・岡本太郎氏による創作物であり、キャラクターの権利は岡本氏に帰属している。
そのため、現代芸術アトリエ代表を務めていた故・岡本敏子様のご監修のもと進行。
敏子様の強いご要望により、劇中の着ぐるみ版に加え、岡本太郎氏の原案に基づいたアーティスティックなバージョンも併せて制作された。
本作は、のちに複数のプロジェクトで連携することとなる「現代芸術アトリエ」とのご縁を得るきっかけとなった作品。

ヴァイナルコレクティブルドールズ「かいじゅうたちのいるところ」/マックス少年(2010年)
メーカー:マックスファクトリー
商品形態:彩色済みPVC製完成品フィギュア
サイズ:全高14.5cm
ワーナー・ブラザースが2010年にベストセラー絵本を実写映画化した際に制作された、実写版マックス少年のフィギュア。
ホビーショップに加え、劇場公開中は一部劇場でも販売された。
制作依頼は公開の約半年前。提供資料は予告編映像のみという条件下で、予告映像にある、「やんちゃな笑顔(左下画像)」で原型を進行していたが、「歯を見せる表情はNG」とのワーナーの意向を尊重し、最終的には表情を調整、すました美少年風の顔立ちでの商品化となった。

ハイパーホビー誌上限定販売 「大魔神」
メーカー:イワクラ
商品形態:彩色済みポリストーン製完成品フィギュア
サイズ:全高7センチ
ハイパーホビー誌上限定アイテムとして制作した一作。
大魔神はロボットほど無機質ではないものの、人型や怪獣とも異なる独特の造形精度が求められたため、意外にも制作に苦労した作品。
当初は誌上限定の販売だったが、途中参入した特撮大百科コレクターからの再販希望が相次ぎ、5年後の2006年に「ガメラ 大魔神 特撮大百科Deluxe」として別バージョン(写真下段)を発売。


大映特撮シリーズ 妖怪百物語コレクション 各種
メーカー:(株)ユージン(現・タカラトミーアーツ)
食玩・ガシャポンブームが到来しつつあった頃、既存の石粉粘土による細密表現に限界を感じていたユージンの企画担当者から相談を受け、スカルピーによる原型制作を提案。
その第一弾として制作したのが「吸血妖怪ダイモン」。当時としてはまだ一般的でなかったスカルピー素材を用いたこの作品が、のちの「妖怪百物語」シリーズや「スペクトルマン」シリーズへと展開していくきっかけとなった。
- 吸血妖怪ダイモン(2001年)
商品形態:食玩/彩色済みPVC製完成品フィギュア
サイズ:全高 約9cm

- 鴉天狗(2001年)
商品形態:食玩/彩色済みPVC製完成品フィギュア
サイズ:全高 約9cm

- 海ぺろりん(2001年)
商品形態:食玩/彩色済みPVC製完成品フィギュア
サイズ:全高 約9cm

SRピープロコレクション スペクトルマン/クルマニクラス(2001年)
メーカー:(株)ユージン(現・タカラトミーアーツ)
商品形態:ガシャポン/彩色済みPVC製完成品フィギュア
サイズ:全高8cm
スカルピーを用いた原型で商品化された作品としては3作目。スーツアクターの体型に対して着ぐるみが明らかにオーバーサイズに見える、いわゆる“ビッグシルエット”のバランス再現に苦心した作品。
この制作を通じて、スカルピーによるシワやたるみといった表現技法を確立し、以後の昭和怪獣造形にも応用される基盤となった。

仮面ライダーV3(2000年)
メーカー:株式会社エクスプラス
商品形態:彩色済みポリレジン製完成品スタチュー(予定)
サイズ:全高30cm
アマチュア時代にエクスプラスより、版権未取得の段階で依頼を受けて制作した作品。
自身にとってスカルピーを用いた原型での初の商品化予定作品となるはずだったが、最終的にメーカー側が仮面ライダーの商品化権を取得できず、企画はお蔵入りに。
商品化には至らなかったものの、本格的な人型フィギュアへの取り組みの第一歩となった意欲作。

初代アンギラス(2001年)
メーカー:(株)ユージン(現・タカラトミーアーツ)
商品形態:アクションビネット/彩色済みPVC製完成品フィギュア
サイズ:全高15cm
先行してユージンから販売されていた「大怪獣ガメラ アクションビネット」の東宝怪獣版として企画され、版権未取得の段階で依頼を受けて制作した原型作品。
最終的にメーカー側が東宝怪獣の商品化権を取得できなかったため、企画はお蔵入りとなった。
初代アンギラスの造形は、デビュー作となったエクスプラス製・海外販売限定スタチューに続く2度目。
当時の着ぐるみの荒っぽいディテールを忠実に再現することに注力した、自信を持って仕上げた作品。

本ページでは「フィギュア原型」分野の作品をご紹介しましたが、以下のカテゴリーでも過去の制作実績をご覧いただけます。
ご興味のある分野がございましたら、ぜひ併せてご覧ください。
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▶︎ ホビー商品企画開発
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