アニメ作品の仕上げ
OVERVIEW
『水底のミメシス(©ボルボックスタジオ)』というアニメ作品の「仕上げ」を一部担当させていただきました。 (カバー写真は公開日にお祝いするために描かせていただいたものになりますが、これを除いて作画は担当しておりません)
2024年11月〜12月の約2ヶ月間で、合計61カット(約784枚)着彩させていただきました。
《内訳》
- S5(1カット、35コマ)
- S6(23カット、約430コマ)
- S7(14カット、46コマ)
- S8(2カット、8コマ)
- S10(3カット、約34コマ)
- S15(9カット、70コマ)
- S16(9カット、161コマ)
本編の一般公開は本年度の武蔵野美術大学卒展(2025年1月15日)以降であること、権利の点から現時点では文字情報のみの公開とさせていただきます。大変申し訳ございません。
普段はゲーム作りに勤しんでいる関係上、仕上げ担当として短期間のみの参加となりましたが、作品に少しでも貢献できたことは非常に光栄に思います。長い通学の電車内でパソコンを用いて作業しました。
特に、私は手描きアニメーションに関する知識はまだまだ乏しいのですが、参加したことで絵コンテの書き方を間接的に学んだり、仕上げが原画と撮影をつなぐ大事な作業であることを実感したりすることができました。
大きなスクリーンでわかる塗り残しがないよう丁寧に塗るバランスと、作業を次へ回すための素早さ両方が必要となるため、ショートカットキーをうまく活用したり、レイヤー順を工夫するなどして対処しました。想像以上に大変な仕事で骨が折れましたが、それ以上にやりがいがありました。
この作品が今後の私の制作するアニメーションのクオリティーをあげる一助となればと思います。