【実案件】ナチュラルクラフトホーム様 - 公式LINEリッチメニュー制作

OVERVIEW

工務店様の公式LINEアカウントにおいて、トーク画面下部に表示されるリッチメニューの企画、デザイン、および設置を一貫して担当。お客様が「知りたい情報」に直感的にアクセスできるよう情報設計を行い、問い合わせへのハードルを下げるための導線をデザインで実現しました。

YEAR 2025

<制作概要>

  • クライアント: ナチュラルクラフトホーム様

  • 担当期間: 2025年5月

  • 担当範囲: 企画、情報設計、デザイン、設置

  • 使用ツール: Canva, LINE公式アカウント管理画面、LMessage(エルメ)

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■目次

 ① ご依頼の背景と目的

 ②  制作したリッチメニュー

 ③ 課題解決のためのデザイン戦略(情報設計 / デザインのポイント)


① ご依頼の背景と目的

  • ご依頼の背景:

    • すでにWebサイトはあったものの、お客様が求める情報にアクセスしづらい課題がありました。特に若い世代からの問い合わせを増やすため、より身近なLINEを活用した接点強化を目指されていました。

  • 目的・ゴール:

    • LINE経由でWebサイトの主要ページへ顧客をスムーズに誘導し、見学会予約や問い合わせへの心理的ハードルを下げること。特に、家づくりを検討し始めた20代後半~30代の層に、気軽にアクションしてもらうことを目指しました。

  • ターゲット:

    • 家づくりを検討し始めた30代の共働き女性。自然素材や木の温もりを好む層。仕事とプライベートのバランスを重視し、余裕のある暮らしを想像できるような住宅に関心が高い。

  • デザインコンセプト:

    • ナチュラルクラフトホーム様の「木の温もり」や「漆喰のぬりかべ」といった特徴を活かした、自然で温かみのある、信頼感の伝わる雰囲気。

② 制作したリッチメニュー

③ 課題解決のためのデザイン戦略(情報設計 / デザインのポイント)

情報設計・企画のポイント

  • 顧客視点での導線設計: お客様がLINEで最も知りたいであろう「実際の施工例(GALLERY)」を、視覚的に最も目立つ右上・中央に配置。さらに、良いと思った時にすぐ行動できるよう、その真下に「お問い合わせ(CONTACT)」ボタンを配置し、スムーズな行動を促す導線としました。

  • 幅広い情報へのアクセス: SNSやお客様の声、会社概要といった、家づくり検討に必要な情報を網羅的に配置し、LINE一つで主要な情報にアクセスできるよう工夫しました。

  • クライアントへの提案: クライアントからは特に要望がなかったため、なぜこのボタン配置が良いのか、お客様の行動心理に基づいた理由を一つ一つ丁寧に説明し、納得いただいた上でデザインを進めました。

デザインのポイント

  • ブランドイメージの徹底: ナチュラルクラフトホーム様の象徴である「漆喰のぬりかべ」を背景に採用し、ブランドの世界観をトーク画面全体で表現しました。真っ白な背景に透過度を調整することで、文字情報を明瞭に見せつつ、温かく上質な印象を両立させています。

  • 親しみやすさと信頼感の融合: メインビジュアルには「木と花に囲まれた家」の一部を配置することで、ターゲットの共働き夫婦が想像する「余裕のある暮らし」を想起させ、親しみやすさを演出。全体的には、線やフォントを細くすることで、洗練された信頼感を維持しました。

  • 視認性の確保: 世界観を崩さないようフォントサイズにはこだわりつつも、各ボタンの文字は視認性を最大限に確保。アイコンもシンプルながらも内容が直感的に伝わるデザインを選定しました。

  • 統一感と視認性を両立する配色: 各メニューを区切る枠線やアイコンには、ブランドロゴの色でもある優しいブラウンを採用。白を基調とした漆喰の背景に対して高い視認性を確保すると同時に、デザイン全体に統一感をもたらし、ナチュラルで上質なブランドイメージを強調しています。