The Murderer Among Us
正体隠匿系パーティートークゲーム 【動作環境】iOS / Android, 【開発環境】Unity / C#, 【開発人数】1人, 【製作期間】約4か月
【開発の目的】
このゲームの開発にあたり、それ以前私は一日や二日で完成できるような小規模な作品しか開発していなかったので、数日では作れないような規模のゲームを一から完成させることに挑戦しようと考えました。
開発の計画当時、私は「人狼」や「レジスタンス」のような正体隠匿系パーティーゲームを好んで遊んでいたので、それらに感化されて以下のような三つの目的を実現しようと思いました。
・複数人で心理戦や頭脳戦を楽しめるゲーム
・アナログの正体隠匿系ゲームのデジタル化
【複数人で心理戦や頭脳戦を楽しめるゲームの実現】
本作には、既存の正体隠匿系パーティーゲームの幾つかを参考にしながら、「役職とキャラクターの二つの正体がある」「マップの概念がある」のような独自の要素を持たせました。これらによって情報量が増え、考えることや行動の選択肢が多くなり、深い心理戦や頭脳戦を楽しめるようなゲームシステムとなっています。
友人や研究室・サークルのメンバーの人達を何回も集めて実際に手にとって遊んで貰い、受けた意見と感想を参考に、より面白いと皆が思うようなゲームになるよう改良を繰り返し、最終的に皆に「面白い」「楽しい」と言って貰えるような作品を作り上げることができました。
【アナログの正体隠匿系ゲームのデジタル化】
アナログゲームの不満点として、操作の煩わしさ、進行役はプレイヤーとして参加できない点、ゲーム本体を持ち運ぶ必要性などがあり、プログラミングを活用してモバイル向けにデジタル化を行えば、操作が便利になり、進行役を用意する必要もなくなり、スマホがあればどこでもプレイできるようになると考え、本作のようなデジタルパーティーゲームを考案しました。
【展望】
開発の難易度を下げるために、本作では端末一つを回してプレイするスタイルを採用しました。これによって、プレイヤーは皆実際にその場に集まって遊ぶことになります。今後はかねてから実装を計画していたソケットを用いたTCP通信によるオンラインプレイモードを追加し、離れた場所にいても端末同士で通信プレイを行えるようにしていきたいと考えています。
【必要とされたスキル】
・Unity(C#):モバイル向けゲームの開発
・Unity Collaborate:バージョン管理やクラウド保存
・日本語と英語の語学能力:日英のローカライズ
【GitHubリンク】
https://github.com/BlackHoodieDog/TheMurdererAmongUs